◆畳の新調◆
現在の畳を全部廃棄して、畳を丸ごと新しく作り替えます。
特に長年経過した畳床(床の質や状況によります)は、表面に凹凸ができたり、
全体的に厚みが薄くなっています。また長年の湿気の出入りにより、
畳床に腰がなくなっているので、特に上質な畳表を張る場合、
畳床が畳表に負けてしまい仕上がりが悪くなります。
このような場合には、畳床を修繕するよりも、
新しい畳床に交換される方が良いでしょう。
◆表替え◆
現在の畳床をそのまま利用し、表面の畳表と縁を新しい物に交換します。
畳を新調してから5年〜20年位まででしたら、
畳床はそのままで「表替え」で大丈夫です。
畳替えの時期ですが、表面の藺草が擦れてきたり、
畳が濃く変色してきたら表替えのサインです。
お使いになられている状況にもよりますが、
およそ5年〜10年の間が最適でしょう
◆裏返し◆
畳の新調または表替えを行なってから3年〜5年の比較的早い時期に、
畳表を裏返して裏面を使う方法です。
もちろん縁も新調します。
数年経過した畳表の裏面は、最初の状態よりは
色が退色してしまいますが汚れもなく現状の表面よりは綺麗です。
裏側を使用すれば経済的です。
全日本畳事業協同組合では組合員と共に技能の研讚に努めており
(1・2級畳技能士の資格取得・技能向上訓練の実施の積極的推奨)
更に財団法人日本規格協会と共催にて品質管理責任者セミナーを
実施し品質管理の充実を目指しております。
上記の証紙・シールは品質表示証です、
責任施工の証として発行いたしております、
納入された畳の貼付をご確認下さい。